今回の会議で注目されたのは、審議・採択された法律や決議の数だけではありません。政策の質や実効性、そして法律の規定を実際の社会で機能させることが、これまで以上に重視された点です。
今回、複数の議題が審議され、15件の法案と6つの法的規範を定める決議が採択されたほか、7件の法案について初めて意見が交わされました。このほか、いくつかの重要事項についても決定されました。
立法は現実の課題から始まる
第16期国会第1回臨時会議では、都市開発、土地、石油・ガス、銀行、テクノロジー、通信から、企業や労働者、国民の生活に直接関わる政策まで、幅広い分野が審議されました。南部ドンナイ市選出のチン・スアン・アン国会議員は次のように強調しました。
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「私たちは今、政策とその実施を一体として進める段階に入っています。今回の会議で取り上げた内容は、必ず強みや新たな原動力となり、実効性を確保しながら速やかに実践に移され、経済・社会の発展や国民、企業の暮らしと要望に応えるものになると考えています」
今回の会議では、法律づくりへのアプローチにも変化が見られました。国会での議論を通じて、議員からは政策立案のあり方について新たな課題が提起されました。ハノイ市選出のブイ・ホアイ・ソン国会議員は、最も大きな変化は立法に対する発想の転換だと指摘しています。つまり、管理を重視する発想から、発展を後押しする発想へと転換し、「どう厳格に管理するか」だけでなく、「資源を解き放ち、新たなものの発展を促すために法律は何をすべきか」を同時に考えるようになったということです。
(テープ)
「審議事項は非常に多いものの、法律の数を増やしたり、予定された審議事項を終えること自体が目的ではありません。一つひとつの法律が、実際の社会が抱える問題を本当に解決できるものにすることが重要です。今回の会議では、国の重要課題に関わる法案や決議を含め、多くの内容が審議、決定されました。議員は、規定によってボトルネックを解消できるのか、新たな手続きが増えないか、権限移譲に必要な資源と責任が伴っているか、国民や企業の権利がどのように保障されるのかといった、重要な政策課題にこれまで以上に注目しています」
立法の質を実施効果で測る
会議の閉幕とともに、採択された法律や決議は、実施という重要な段階に入ります。そして、この段階で立法の効果が最も明確に問われることになります。ブイ・ホアイ・ソン議員は次のように述べています。
(テープ)
「立法を中心とする国会審議の質は、最終的には、採択された法律の数だけで測るものではないと考えています。どれだけ問題が解決され、資源が活用できるようになり、法律が実施された際に国民や企業がどれだけ利便性の向上を実感できるかで評価されるべきです」
会議の成果を生かしていくためには、一つひとつの法律や決議を着実に実施するだけでなく、法体系全体の整合性をさらに高めていくことも求められています。経済専門家のグエン・ミン・フォン博士は次のように述べました。
(テープ)
「今回の国会審議の成果を受け、国民を中心に据え、発展を後押しするエコシステムを構築し、国民の満足度と、経済や企業の発展を実際の評価基準とする考え方が、今後確実に具体化されていくと考えています。企業は今回の会議の成果として、さらなる自由化や、規制対象業種における事業条件の少なくとも30%の削減を期待しています。もう一つは、手続きやプロセスを簡素化し、企業の機会費用を減らすことです」
第16期国会第1回臨時会議は、予定されていたすべての議事を終えました。一方で、法整備と法律の実施をさらに大きく刷新し、法制度全体をより整合性の取れた安定したものとしながら、発展の要請に対応していくことも求められています。これは、国会の決定を今後の発展を支える原動力へとつなげていくための基盤でもあります。







