中国外務省は、4日未明、シリア情勢に関する声明を発表し、アサド政権と反政府勢力の双方に、一切(いっさい)の暴力を即時停止し、国連の特使の仲介で無条件の対話を直ちに始めるよう呼びかけました。
中国外務省は、声明の中で、現在のシリア情勢に深い憂慮(ゆうりょ)を示し、「シリア政府は、一切の暴力、特に、罪のない一般市民に対する暴力を即時、無条件に停止し、反政府勢力も暴力によらずに政治的な要求を表すべきだ」としています。声明では、さらに、「中国は、国連が主導的な役割を発揮することを支持する。シリアに武力で介入したり、強引(ごういん)に政権交代(こうたい)を推し進めた りすることには賛同せず、制裁による脅(おど)しは、問題の適切な解決に役立たないと考える」として、アサド政権への制裁を強めて退陣(たいじん)を迫(せま)る欧米諸国をけん制しました。