チェコ駐在のベトナムの声放送局(VOV)特派員によりますと、ポーランドのドナルド・トゥスク首相は5月2日、大西洋横断同盟における亀裂が拡大していると警告し、加盟国が早急に対応策を講じる必要があるとの認識を示しました。
この発言は、アメリカがドイツからおよそ5,000人の兵士を撤退させる決定を発表してから数時間後に出されたものです。トゥスク首相は、同盟に対する最大の脅威は外部の敵ではなく、内部からの崩壊にあると指摘しました。アメリカの駐独部隊の縮小や、ドナルド・トランプ大統領とドイツのフリードリヒ・メルツ首相との対立は、その兆候だとしています。
さらに、北大西洋条約機構(NATO)の中核を担うアメリカが欧州での軍事的プレゼンスを縮小すれば、加盟国はより大きな安全保障上の空白に直面することになると警告しました。これは同盟の結束や集団防衛能力を弱めるだけでなく、欧州各国により大きな安全保障上の責任を負わせることになると述べました。
アメリカ国防総省のデータによりますと、2025年12月時点でドイツには現役兵が3万6,000人以上駐留しているほか、約1,500人の予備役と1万1,500人の文民職員が配置されています。ドイツにはまた、アメリカ欧州軍およびアフリカ軍の司令部が置かれています。





